不変

今日はネタがないので

歌詞にと思って書いたのを載せておきます。

「なんだお前 目に前の大事な人も守れないのか」
深く心に突き刺さった
いいだろう 俺はやってやる
目の前の宝物を 守り抜いて見せようじゃないか

盗人が現れた
あの宝を奪う気だ
あぁどうしよう どうするべきだ
汗と共に握っていた

手の中には紙切れが二枚
「見なかったことにする」
「自分と引き換え守れる券」
今の俺には一枚の
夢の券しか見えないな

「代わりに俺を盗みやがれ」
もう恐怖なんて無かった
今なら何でも
できる気がした

ここはどこだろう
ふと気がついた白の上
花のような香りと共に
手に感じるしめった温もり
「そんな無茶しちゃだめだよ なんで私のタメに・・・」
頬を伝わり落ちるのは
宝の思いの結晶か

あぁ俺は守ったんだ
初めて誰かをかばえたんだ
あぁもう何もかもどうでもいい
俺はやるべきことをやった

すると聞こえてくる
あの決意をさせた声
「ばかやろう 自分も守れないくせに 本当に大事なモノはなんだ？」

あぁ俺はどうすべきだった
守るべきだったのは
自分だったか
宝だったか

眠れなくて考えたよ
そしたら俺はこう思えたよ

守るべきだったのは
「自分の心に素直になること」
俺は他ばかり気にしていた
周囲の言葉に
踊らされていた

自分を守る
その心があれば
きっと大事な物は
ずっとその手の平に
 
 

 
 
 
 

 
 
 


*おわり*